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  • 身の丈受験

    2026年4月15日

    数年前に「身の丈に合った受験」という言葉が物議を醸しましたが、実際には自分に適した目標設定をすることは非常に重要です。
    例えば、偏差値30から40程度の高校から東京大学を目指すのは、「チャレンジ」ではなく「無謀」と言わざるを得ません。皆さんの多くは運動部に所属していると思いますが、プロの野球選手やサッカー選手になれると本気で信じて練習していたでしょうか?おそらく、自分の客観的な実力を踏まえて、そこまでは目指さなかったはずです。「身の丈」を無意識に考えてるはずです。

    それにもかかわらず、勉強の世界では、なぜか多くの人が「身の丈」を超えた目標を立ててしまいます。在籍している高校のレベルや残されたタイムリミットを考慮すれば、到達可能な大学の上限はおよそ決まっています。1年や2年という限られた期間で伸ばせるのは、現在の偏差値にプラス5から8程度が限界です。もし今の偏差値より20〜30上の大学に行きたいのであれば、4年ほど浪人する覚悟が必要になります。

    現在の偏差値より20も上の大学に1年で合格できるのは、超進学校で埋もれていた深海魚が本気を出したケースや、部活動に打ち込んでいた地頭の良い生徒が猛追したケースなど、極めて限定的なパターンに限られるのが現実です。

    「身の丈」を意識することは悪い事でも何でもなく、極めて当たり前のことです。現実的な目標を意識してください。