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トップ大学ほど内部の差は大きい
2026年4月15日東京大学や京都大学、あるいは旧帝医学部といった最上位層の大学では、合格者内における上位層と下位層の学力差が極めて大きいです。
例えば、京都大学医学部に首席に近い点数で合格した学生を見て、「京医に受かるにはこれほど突出した能力が必要なのか」と圧倒される方がいましたが、それは誤解です。
実際の合格ボーダーラインは、彼らのような突き抜けた層よりもずっと下に位置しています。
理科三類であっても、メディアに露出するような異次元の天才はあくまで「上澄み」に過ぎません。C判定から最低点付近で滑り込んだ合格者と彼らの間には、埋めがたい実力差が存在します。
私が鉄緑会大阪校で指導していた際も、理三や京医に合格する生徒の中で、首席クラスと最下位合格者の間には文字通り「雲泥の差」があることを痛感してきました。これは京都大学の工学部や経済学部、あるいは九州大学医学部などにおいても同様で、これらの大学・学部の合格最低点は低いですが最高点はかなり高いです。
地域トップ大学(京大、九大)やその専攻のトップの学部(理一など)は、その内部におけるトップとビリの乖離は激しくなっていきます。一部の天才的な「上澄み」の印象に惑わされることなく、全体像を俯瞰して正確なボーダーラインを把握することが重要です。