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実際の受験では地頭より勉強量
2026年3月24日我々は受験において地頭の影響はかなり大きいと考えていますが、現実の受験という文脈では、その要素は相対的に小さくなるとも捉えています。どういう意味かと言えば、多くの受験生は無意識のうちに自分の学力帯に見合った志望校を選んでいるからです。
たとえば、サピックス偏差値52の高校の生徒が東大理三や京大医学部を受験するケースは一般的ではありませんし、同40程度であれば東京大学や最難関医学部を志望することも稀です。さらに高校受験で偏差値40前後の層が早慶を目指すことも、通常は起こりにくいでしょう。
このように前提となる母集団がすでに分かれている以上、実際の競争においては地頭よりも学習量の差が結果を左右しやすくなります。もちろん、偏差値40の高校から東大を目指すとなれば現実的ではありませんが、開成・浅野・芝といった上位校同士の比較であれば話は別です。同じ東大文系や理二を受験する場合、地頭の差は大きな決定要因とはなりにくく、むしろ7000時間学習した芝の生徒の方が、2000時間の開成生よりも合格可能性は遥かに高いと考えられます。
ただし、理三京医や慶医などになるとほぼすべての受験生が圧倒的に勉強してくるので、最後は地頭勝負になりやすいのも事実です。
そういう意味で、本当に地頭が圧倒的に重要なのは、最難関の医学部だけともいえます。