news ニュース
-
2026年3月12日
最難関レベルの受験において、「受ければ受かる」という発想は、基本的には幻想に近いものだと私は考えています。
鉄緑会で指導していた頃も、例えば京都大学医学部でB判定の生徒に「確実性を重視するなら大阪大学医学部にした方がいい」と助言したにもかかわらず阪医に不合格になったケースや、東京大学理科三類でB判定の生徒に同様の理由で京都大学医学部へ志望変更を勧めた結果、それでも不合格だったという例は、特別珍しいことではありませんでした。
このレベルの受験になると、志望校を一段下げたところで、合格可能性が50%から80%程度に上がる程度であり、結局は確率の勝負であることに変わりはありません。
合格可能性が「ほぼ確実」と言える水準まで高まるのは、東京大学理科三類志望の受験生が千葉大学医学部へ変更する、あるいは京都大学医学部志望の受験生が神戸大学医学部へ下げる、といった大きな志望校変更をした場合くらいでしょう。