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学歴のコスパ論の意味のなさ
2026年3月5日受験や学歴の議論でよく聞く「コスパの良い大学」という話がありますが、私はこれは全く不毛な議論だと考えています。
コスパとは、言うまでもなくコストとパフォーマンスの比率です。ここで重要なのは、パフォーマンスはほぼ一定でも、コストは完全に主観に依存するという点です。
人間は、自分が得意なことのコストを低く感じ、不得意なことのコストを高く感じる傾向があります。
したがって、ある程度以上のレイヤーの人たちが「早慶はコスパが良い」と言うのも、その人たちの主観にとってちょうど負担が適切なゾーンにあるだけです。
一方で、平均的な日本人にとって早稲田や慶応は難易度が高く、コストは決して低くありません。だから、一般的に「コスパが良い」とは言えません。逆に、東大理三生からすると早慶はパフォーマンスが低く、いくらコストが低くてもコスパは悪いのです。
結局のところ、コストパフォーマンスの議論が成り立たないのは、コストという概念自体が極めて主観的であるからにほかなりません。