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「地頭」を強調することによるスクリーニング
2026年3月4日「受験には地頭が必要だ」という話に過敏に反応してしまう方は、そもそも議論の前提を正確に捉えられていないのではないかと感じます。
短距離走でも、芸術でも、お笑いでも、相対評価の世界に置かれれば適性や才能の差が表れるのは自然なことです。受験だけが例外であるはずはありません。
にもかかわらず、「地頭が必要」と聞いた瞬間に、「自分は中高も大したことがないし無理なのではないか」と考えてしまう方は、率直に申し上げて二つの意味で当塾とは相性がよくないと考えています。
第一に、「地頭が要素の一つである」という話と、「地頭で全てが決まる」という極端な話を区別できていない可能性が高い点です。この差異を読み取れないのであれば、推論力や理解力に不安を感じざるを得ません。
第二に、仮に地頭が重要な要素を占めるとしても、「それでも努力で乗り越える」という意思が弱いのであれば、受験という競争そのものに適性があるとは言いにくいでしょう。
私たちがあえて地頭という言葉を使うのは、単なる挑発ではなく、一定の価値観や姿勢を共有できる方かどうかを見極めるための、一種のスクリーニングとしての意味合いがあります。