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中学受験の結果=ポテンシャルでもない
2026年1月8日最難関レベルを目指す上では、中学受験時のパフォーマンスが重要である、という話をしてきました。ただし、ここで注意すべきなのは、中学受験の結果=ポテンシャルではないという点です。
たとえば、小3から家庭教師を3人つけて徹底的に対策し、サピックス偏差値60の中学に進学した子と、小5から日能研に通い同じレベルの中学に進学した子とでは、一般に後者のほうがポテンシャルは格段に高いと考えられます。投入した時間や資源が大きく異なるからです。
中学受験に過度にコミットして成果を出しても、ポテンシャルは大学受験の段階で露わになることが少なくありません。
重要なのは、進学先の中学そのものではなく、あくまで先天的なポテンシャルです。進学した中学が、そのままポテンシャルを表すわけではありません。実際に生徒を指導していても、学習時の感触から感じるポテンシャルや地頭と、在籍している中学が必ずしも一致するとは限りません。
特に成長が早い、いわゆる早熟なタイプの子どもは、一時的な完成度の高さによってポテンシャル以上に難度の高い学校へ進学し、その後に苦労するケースが少なくありません。中学受験の成績が良い場合でも地頭が良いパターンとただ早熟なパターンはなかなか中学受験の段階では見抜くのは難しいです。