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  • 学力の幅は遺伝で決まる

    2025年12月21日

    複数の子供を東大理三に合格させたお母様が「中学受験は親次第」と吹聴してますが、親の努力だけで子供の成績が大幅に上がるという因果関係は正確ではありません。まず、知能や学力のポテンシャルは遺伝によって大きく決まります。そのうえで、親の工夫やサポートによって偏差値で3〜5程度の変動はあるかもしれませんが、基本的な上限と下限は遺伝的ポテンシャルによって決まっています。
    たとえば、偏差値40の子が親の頑張りだけで偏差値60になることはほぼあり得ません。これは、運動音痴の子にプロ野球選手やプロサッカー選手が指導しても劇的な成果は期待できないのと同じ理屈です。
    子供のポテンシャルに合わせた適切な指導を行うことが重要です。

    ※「私は親が高卒なのに東大に進学できた」という例を挙げて、遺伝の影響を否定する人がいます。しかし、知能と学歴は同一ではないため、高卒の両親から東大卒の子が生まれたとしても、遺伝の影響がない証明にはなりません。また、遺伝はある程度ランダムな要素を含むため、両親のIQが低くても子供のIQが高くなる場合があります。ガチャに当たるパターンです。つまり、遺伝で能力が決まることと、親の学歴や能力で子供が決まることは同義ではない、という点を理解しておく必要があります。