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  • 鉄緑のインフレについて

    2025年12月1日

    鉄緑会で講師をしていると、生徒の「できる・できない」の基準が常識から大きくズレてきます。いわば感覚が異常なまでにインフレするのです。
    例えば、阪大工学部に進学した生徒は「かなりできなかった生徒」という扱いになり、京大工学部合格レベルでも「イマイチできない生徒」という評価になります。普通の基準からすると明らかな上位層なのに、鉄緑会ではそうは見えなくなるのです。東大理二で理数科目が苦手な生徒であれば「センスがないけれど、がんばりました」となります。
    過去には東大理三にC判定から合格し、テレビの東大王に出演している生徒についても「まあできる方ではありましたが、飛び抜けた印象はありませんでしたね」と講師間で語られたことがあります。一般的には信じられない話ですが、鉄緑の環境ではそれが日常です。
    理三首席や灘高トップ層と日常的に接していると、学力基準が極端に引き上げられます。まさに“感覚のインフレ”が起きているのです。