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  • 人生は不平等

    2025年11月20日

    「私立医に行けるあの子と違って、自分は私立医は無理」「東京の受験生は鉄緑会に通えるのに、自分は通えない」——こうした不満を口にする人はいます。しかし、18歳前後になれば理解しておくべきことは「家庭の経済力も自分の能力の一部である」という厳然たる事実です。
    先天的な知能や記憶力、運動神経といった要素は、生まれによって大きく左右されます。同じように、裕福な家庭に生まれたことや帰国子女であることも、その人が持つ「能力の一部」と考えるべきものです。
    そうした背景も含めて、人はスタート地点から違う——その現実を認識することが必要なのです。
    競争である以上富裕層が有利になるのは当然で、その前提を受け入れるところから始めなければなりません。