news ニュース
-
英語バカの英語教師は困る
2025年11月5日「『高3で準1級レベルなら十分』という平成的な基準を変えなければ、日本人の英語力はいつまでも伸びません。令和の子どもたちには、より高いレベルを期待し、そのためにどう学ぶべきかを議論すべきだ」
という英語専門家の意見を見かけます。
ただ、いくら英語が重要とはいえ、東京大学の配点では英語は120点/550点にすぎません。英語だけでは、東大や国立医学部には合格できないのが現実です。特に英語教育では数学と違い「英語だけ得意だった人」が教師になっているケースが多く、受験全体の戦略を理解していないことも少なくありません。(数学は地頭が必要なので、「そもそも勉強ができなくて数学だけ得意」という人はいませんが、英語はその可能性が高い)
鉄緑会のように、東大理系や国立医学部に実際に合格した講師が英語を教える環境でこそ、科目間のバランスを踏まえた本質的な英語指導ができます。
JPREPが総合的に弱いのも、代表が日本の最難関大学の受験経験を持たないため、受験全体の設計感覚が欠けているように見えるからかもしれません。