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受験は結果が全て
2025年10月22日日本の大学受験は非常に不条理で、特に国立大学は1校しか受けられないため、実力通りの結果が出るとは限りません。
例えば、東京大学に1点足りずに早稲田や慶應に進学した場合、東京大学の他学部や京都大学、東京工業大学に合格できる学力があったとしても、結果として得られる学歴は早稲田や慶應になります。
つまり、挑戦の結果として、本来の実力よりも低いランクの大学に進む可能性があるのが、日本の国立大学受験の悩ましいところです。
東大理一に挑戦すれば理二は受験できませんし、東大に挑戦すれば京大も受験できません。
京大にチャレンジしたら大阪大学は受験できません。
理二や京大なら合格していた可能性があっても、東大に挑戦して不合格になり早慶に進学した場合、それが一生ついて回る学歴となります。阪大なら合格していた可能性があっても、同志社は同志社です。
このリスクを事前にしっかり計算しておくことが重要です。
また、時折「東大落ち早慶」や「京大落ち同志社」といった表現で自分の受験結果を語る人がいますが、これは見苦しい行為です。
受験は結果がすべてであり、どこに落ちたかなどは履歴書に書けませんし、過去をいつまでも引きずるのは、単に悔しさが残っている証拠です。むしろ、自分の深層心理を客観的にメタ認知すべきでしょう。
悔しい思いをするのであれば、最初から安全牌を狙うか、リスクを取って挑戦した自分の欲や判断を振り返るべきです。
「私はチャレンジしたから後悔はない」「下げなくてよかった」なんてXで言ってる人はメタ認知能力が足りません。
本当にチャレンジして満足して受け入れているのであれば、そんなことをわざわざ人に必要はありません。自分の中で完全消化できているわけですから。
ほんとは悔しくて悔しくて仕方ないから、負け惜しみ発言が出てしまうわけです。
国立大学が1校しか受けられないリスクは最初から明確なルールですから、挑戦して失敗した場合は、自分の判断力のなさを恨むしかありません。