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  • 理三に出願する条件

    2026年2月8日

    (灘や筑駒で首席クラスではない、東大模試で70〜120番前後の層が)東大理三に合格するためには、満たすべき要件が三つあります。

    第一に、理三以外をほぼ考えないレベルの強烈な執着心。
    灘で「医師になりたい。できるだけ上の方が良い。理三か京医やな」みたいなタイプはたくさんいますが、このメンタルではまず理三には合格しません。京医でいいと思ってるからです。

    第二に、理三模試でB判定以上を安定して出せる学力。
    第三に、実際に出願してしまうだけの胆力です。

    この三点が揃わなければ、理三合格は現実的ではありません。

    理三が学力的に最上位であることは事実ですが、一方で慶医や京医の上位20人、30人程度であれば、複数回受験すれば理三の90番前後に食い込める学力自体は持っています。「確実に合格できない」だけでボーダーの実力は確実にあります。

    ただし、その学力が前提条件であることを踏まえたうえで、最大の壁になるのが「出願する胆力」です。
    前期で理三を選んだ瞬間、前期の他の進路はすべて消えます。
    0.1点差で不合格となり、後期日程で千葉大学や奈良県立医科大学、あるいは地方医学部に進学する可能性も十分あります。
    理三に僅差で落ちて、千葉医や奈良医に進学し、今まさに絶賛後悔中にいる人も少なくないでしょう。
    そう考えると、東京科学大など確実性の高い選択肢に出願するほうが賢明、という意見も一理あります。
    現実的に、東大模試で50位〜80位程度の成績から前期理三を狙うのであれば、
    ① 後期で東京科学大がほぼ確定するレベルの共通テスト得点率(おおよそ93%前後)
    ② 慶応医学部へ進学できるだけの経済的余力
    このどちらかは最低限欲しいところです。

    これらが揃っていない状態で前期理三に出願するのは、率直に言って少しクレイジーだと思います。
    結果オーライで合格してる人もいると思いますが、リスクヘッジは少しガバガバすぎます。
    冷静に成功する可能性と失敗するリスクを考えるべきです。