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  • 親御さんのプレイヤーとしての成績

    2026年3月30日

    入塾時の面談において、医師であるという事実や最終学歴をご教示くださるされる保護者は少なくありませんが、指導の現場に立つ身としては、親御さんがどのような高校や大学をくぐり抜けてきたかという「受験プレイヤーとしての軌跡」は極めて重要な判断材料となります。
    特に、指導方針に対して強い要望をいただく場合、その親御さんの過去のプレイヤースキルによって、こちらの対応の力点も変わらざるを得ないのが本音です。東大卒や上位医学部卒の医師といった苛烈な競争を勝ち抜いた経験を持つ方が細部に口を出すのであれば、そこには一定の論理性を見出せますが、受験プレイヤーとしての経験がない親御さんが微細な指示に介入してくる場合、その多くが的外れなものに変質してしまう事実は、ここ数年の経験で痛いほど実感させられました。
    もちろん、受験の成功者が常に正解を導き出せるとは限りません。しかし、受験プレイヤーとして成功体験を持たない方がまともな指示を出せない可能性が低い事は確定的です。

    真に惜しまれるのは、お子さん自身が卓越したポテンシャルを秘めていながら、親御さんの無理解や不適切な介入によって、その才能が芽を吹く前に摘み取られてしまうケースが少なくないことです。

    皆さんが少年サッカーのコーチをやっていて、親御さんが戦術などにものすごく細かく指示をしてきた場合に「サッカープレイヤーとしての実績はどれぐらいですか?」と聞きたくなる感覚はわかると思います。受験や学歴だとセンシティブになるだけで、理屈としては同じです。