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努力が必要条件にしかならない、厳しいフィールド
2026年3月28日先日、面談で親御さんに厳しい現実をお伝えしました。理三・京都大学医学部・大阪大学医学部といった最上位層のフィールドは、「圧倒的な地頭を持つ天才たちが、血の滲むような努力を重ねてようやく合格を掴み取る」場所です。ここでは「死ぬほど努力する」ことすら、単なるスタートライン(必要条件)に過ぎないという、極めて残酷な戦いが繰り広げられています。
一般的に「勉強は努力次第でどうにかなる」と言われるのは、実は多くの受験生がそれほど勉強していないからです。MARCHや早慶の文系学部などが「努力で攻略できる」のは、(周りが本気で努力してないため)周囲と比べて相対的に圧倒的な学習量を確保できるからに他なりません。
しかし、理三・京医・慶医・阪医クラスとなると話は別です。彼らは中学3年生の頃から全員が死ぬほどの努力を継続しています。全員が限界まで努力している以上、最終的な合否を分けるのは純粋なポテンシャルの差になってしまうのです。さらに理科三類ともなれば、そこに「運」という要素まで必要になります。
「努力すること」が前提条件でしかない世界は、残念ながら受験の世界に確実に存在します。
ただし、絶望する必要はありません。東京大学の一般学部や、その他の旧帝大医学部クラスならば、SAPIX偏差値55程度のポテンシャルがあれば、死ぬほど勉強することで合格を勝ち取ることが可能です。
「(進学校の平均的な地頭を前提にして)努力が報われる」のはそこまでであり、上位4校程度の医学科に限っては、努力だけでは超えられない壁が存在するというのが、受験の真実なのです。