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受験と才能
2026年3月21日受験界でよく知られた人が「受験において才能は」と語ることがありますが、そもそも才能というものはそれなりにグラデーションです。
プロ野球選手でも「才能がなくて断念した」と話す人はいますが、それは高校野球の水準では十分通用していた一方で、プロのレベルでは通用しなかったという意味にすぎません。まさか「野球の才能がない」はずがありませんが、「プロ野球選手としては才能がなかった」という話です。
予備校の数学講師のほとんどは、受験レベルでは才能があるけれど、研究者としては通用しなかったという話で、これも同様です。
東大理三に合格するために求められる才能と、早稲田や慶應に合格するための才能とでは、その水準に明確な違いがあります。いずれも一定の資質が必要である点は共通していますが、その度合いは同一ではありません。
したがって、才能の有無を単純に二分して語るのは、やや大雑把すぎる見方だと言えるでしょう。
才能は、「ある」「ない」とか、そんな単純なものではないのです。
どのレベルのフィールドで、相手のレベルはどれくらいかという話です。