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学校と浪人生について
2026年3月6日「毎日決まった時間に学校に行く」というのは当たり前のことのように思えますが、ミシェル・フーコーの『監獄の誕生』の議論を思い出すと少し違って見えてきます。
学校は単に知識を教える場というだけでなく、人間を規律化する「規律訓練装置」としての側面もあります。時間割、チャイム、席順、試験や成績といった仕組みを通して、人を時間管理や序列化に慣らし、「従順な身体」(フランス語では corps dociles、英語では docile bodies と訳されます。)を作っていくわけです。
そう考えると、浪人生が予備校に通うことにもそれ自体に一定の意味があるのかもしれません。授業内容そのもの以上に、「決まった時間に行き、一定のリズムで勉強する」という規律が、受験生活を維持する装置として機能している面もあるのだと思います。