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  • 一般入試は格差を生まない

    2026年2月5日

    教育格差が指摘されることは多いですが、一般入試に関しては、親の経済力が結果に与える影響は比較的小さい試験だと感じています。
    仮に親が毎月20万円を教育費に投じたとしても、本人のIQが低く意欲も乏しければ、偏差値はせいぜい40前後にとどまるでしょう。
    一方で、塾に一切通わず、地方の公立校に在籍するような才能のある生徒が、参考書とYouTubeだけで学習しても、偏差値70に到達することは十分あり得ます。
    推薦入試や総合型選抜と比較すると、一般入試は親の所得差が成績に反映されにくい選抜方式だと思います。

    地方の公立校の上位層が鉄緑会を恨めしく感じる気持ちは理解できますが、それはあくまで、知能もあり、かつ努力を継続できる適性を備えていることが前提の話です。
    地頭が高く、努力できるタイプの人間という同一条件で、サピックスや鉄緑会に通った場合と、地方公立で一切課金せずに学習した場合を比較すれば、偏差値で5程度の差は生じるでしょう。
    もっとも、その差はせいぜい65と70程度の違いに過ぎません。
    一方で、都市部においてポテンシャルが低い生徒にどれだけ課金したとしても、偏差値は55前後にとどまるのが現実です。
    このように俯瞰すると、一般入試における教育費の効果は、マクロで見ればかなり限定的だと言えると思います。