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進学実績の結果は6年前に決まっている
2026年1月12日一般にはあまり語られませんが、大学受験の進学実績は6年前のサピックス偏差値でおおよそ8割方決まってしまう、という側面があります。
この現実を直視しないと、議論を誤ります。
6年間の教育カリキュラムや学校ごとの指導方針よりも、個々の生徒が元々持っている能力や適性の影響ははるかに大きいのが実情です。
仮に極端な話として、生徒は一切入れ替えずに、開成の先生と攻玉社の先生を相互に配置転換したとしても、東京大学の合格者数が大きく変動するとは考えにくく、増減はせいぜい1〜2割程度に収まるでしょう。統計的には誤差とみなせる範囲です。
特に東京や大阪は塾がありますから、教師の影響力は小さいです。
いわゆる名門校が結果を出している理由は、指導法が特別に優れているからというよりも、入学段階で既に高いポテンシャルを持つ生徒が集まり、その集団の中で自然と競争と相互刺激が生じている点にあります。
したがって、鉄緑会に無理なく通える環境にあるのであれば、中学校の偏差値の数ポイント差に神経を使うよりも、日々の通学負担が少ないかどうかを重視する方が、合理的な選択と言えるでしょう。