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  • 外国語の指導者

    2026年1月5日

    英語という科目は、学習者としての実力と、指導者としての実力が必ずしも比例しないという特徴があります。極端な言い方をすれば、英語を使えるようになることだけが目的であれば、ネイティブスピーカーに教わるのが最も効率的に思えるかもしれません。しかし、それが必ずしも最良の指導になるわけではないことは、多くの人が直感的に理解しているでしょう。

    実際、我々自身も日本語のネイティブスピーカーですが、日本語の文法を体系的に説明できるかというと、必ずしもそうではありません。

    外国人に”Why is the expression uma ni noru grammatical in Japanese, whereas uma e noru is not? Could you explain this from a grammatical perspective?”(「馬に乗る」とは言えるのに「馬へ乗る」とは言えない理由を文法的に説明してください)と言われて答えられる日本人はほとんどいないでしょう。
    「な形容詞」と「し形容詞」という日本語、文法の言葉を知っている日本人もほとんどいないはずです。

    外国語は物理を数学と違い、自分ができる能力と説明できる能力の乖離がかなりある科目だと考えています。