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  • 天然と養殖

    2025年12月30日

    トップ大学が推薦入試や特色入試を拡充している背景には、鉄緑会などの受験指導によって、必ずしも地頭が良いとは言えない生徒でも受験技術によって東京大学クラスに合格できてしまう現状があるからと考えています。いわば「養殖された受験学力」が、本来の意味での資質を持つ「天然型」を押しのけてしまっている構造です。
    もちろん、私たち自身もビジネスとして、地頭が飛び抜けていなくとも、努力と継続によって受験学力を引き上げる指導を行っていますし、そのために入塾される保護者や生徒を否定するつもりは一切ありません。

    ただしマクロな構造を見ると、こうした受験に最適化された層の中には、必ずしも東京大学や京都大学が本来求めている人材像と一致しないケースが含まれているのも事実でしょう。

    これは個人の問題ではありません。
    全員が合理的に行動した結果として生じている、いわゆる「合成の誤謬」として捉えるべき現象だと思います。