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本来は義務教育までが原則
2025年11月21日日本の教育制度では、義務教育は中学校までと定められており、本来は中学を卒業した時点で社会に出て働くことが制度上の原則です。本来の姿としては、義務教育だけでは学び足りない、さらに学問を追求したいという人が高校へ進み、そして大学へ進学する、という順序であるはずです。
中学受験も高校受験も、義務として課されているわけではなく、あくまで任意の選択にすぎません。
現実にはほぼ全員が高校に進学する社会構造になっていますが、「なぜ義務教育が中学までなのか」という制度の意味を一度冷静に捉えることは重要です。学問への適性が乏しいのであれば、無理に高校や大学へ進む必要は本来ありませんし、それを選ばないこと自体も合理的な選択肢の一つです。