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  • 東大と多様性

    2025年11月3日

    私たちもビジネスとして中学生を指導していますが、本音を言えば、東京大学はもっと地方公立出身の受験生に入ってほしいと思っているはずです。
    東大としても、読書もせずに鉄緑会のテキストで中学生の頃から受験勉強を積み重ねてきたような生徒は本当は欲しくないでしょう。
    実際、現在の東大は「都会の男子」という非常に限られた層が多数を占めており、「多様性」という観点から見て大きな課題を抱えています。
    とはいえ、これは一種の“ゲーム理論”の世界で、誰もが「自分だけは得をしたい」と思う以上、受験勉強の早期化は止まりません。
    受験指導者としても、そうした構造に疑問を抱きつつ、目の前の生徒を全力で教えるしかないのが現実です。