お知らせ詳細

news ニュース

  • 先取り学習について

    2025年10月27日

    駿台あたりの講師が、どこかで鉄緑会を意識しながら「先取りなんて必要ありませんよ」と言うのは、裏を返せばこれ以上差をつけられたくないという心理の表れでもあります。
    率直に言えば、「これ以上ボロ負けしたら困る」という事情があるのです。
    「過剰な先取りは不要」なのは確かですが、英数を中心に計画的な先取りを行う――いわゆる鉄緑会のスタイルは、極めて合理的で正しい方法です。
    実際、それによって医学科や東大合格という成果が出ている以上、理屈の上でも否定しにくい。
    にもかかわらず、民間の受験産業の関係者がこの方針を否定するのは、やや矛盾しています。
    医学部や東大に合格させることを前提にしたビジネスを展開しながら、先取り学習を否定するのは中途半端と言わざるを得ません。
    公立小学校の先生が「そもそも受験学力が全てじゃない」みたいに言うなら筋は通ってますが。