news ニュース
-
受験勉強のカンスト
2025年10月26日入試の成績開示を見ると、前年度はわずか6点差で不合格、今年も2点差で涙をのむ…という悲劇的なケースは、東大京大クラスでは珍しくありません。
一方で、前年度に40点差で落ちたにもかかわらず、翌年には合格最低点を20点上回って合格する受験生も一定数存在します。これはつまり、受験勉強にも「プラトー(成績の頭打ち)」や「カンスト(最大到達点)」のような現象があるということです。現役時点で既に自身の最大値に達してしまうと、浪人して努力を重ねても成績はほとんど伸びません。逆に、まだ余力を残している場合は、本気を出せば成績は一気に上昇します。
結局、最終的な成績の伸び方は個人のポテンシャルに収束するのだと言えるでしょう。特に高いレベルに到達すればするほど他の受験生も死ぬほど勉強してますから、個人のポテンシャルが最終的には結果として現れます。