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大学や学部の選び方
2025年7月20日大学や学部を選ぶ際の基本的な考え方です。
大きく分けて、「その学部を出ないと特定の職業につけない学部」と、それ以外の学部に分けて考えるとシンプルです。
たとえば、医学部・歯学部・薬学部のように、その学部を卒業しないと国家試験の受験資格が得られない分野は、進路がある程度固定されていると言えます。医師になるには医学部医学科を卒業しないといけません。理一首席でも医師国家試験は受けられません。他方で、法学部でも哲学は学べますし、経済学部を卒業して弁護士になることも可能です。文学部から会計士も可能です。
特に文系の場合、やる気があれば他学部の授業を履修することもできるため、学部名や学問内容に過度にこだわる必要はありません。むしろ、大学のブランドや偏差値を重視して選ぶ方が合理的です。
(医学部や歯学部以外の理系学部は、その中間に位置します。専門性はありますが、職業選択の幅も比較的広めです。)そもそも18歳で将来のやりたいことが明確に決まっている人は稀です。大学に入ってからじっくり考えれば良いのです。
そのときに重要なのは、どんな環境でどんな仲間と過ごすか。
だからこそ、偏差値や大学のブランドといった「周囲のレベル」で選ぶのは、浅いようで実は理にかなっていると言えるでしょう。