
news ニュース
-
【灘・京医・鉄緑講師】塾のターゲット
2025年7月1日塾を選ぶときに最も大切なのは、「その塾がどの層をターゲットにしているか」、つまり自分の成績や志望校と、その塾の“得意分野”や“指導の軸”が合っているかどうかです。
どんな塾にも、得意としている学力層や志望校のゾーンがあります。上位層に特化している塾もあれば、中堅層に厚い指導をしてくれる塾もあります。逆に、基礎から丁寧にやってくれる塾もあれば、スピード重視で演習中心の塾もある。つまり、自分の今の学力や目標に対して、どの塾が一番“肌に合うか”を見極めることが、塾選びでは重要なのです。
たとえば、鉄緑会のような全国的に有名な進学塾に通えば必ずしも成功するというわけではありません。鉄緑会は東大や国立医学部を志望する上位層を前提にカリキュラムが組まれており、そのスピードやレベルについていける層にとっては非常に有益ですが、合わない人にとっては逆に学力が伸び悩んだり、自信を失うことすらあります。
大切なのは、「評判の良さ」や「ブランド力」ではなく、自分自身の立ち位置と塾の指導スタイルや対象層が一致しているかどうか。塾は学力を伸ばす場所であると同時に、メンタル的な安心感や信頼関係の中で学べる環境であることも重要です。
他人にとって良い塾が、自分にとっても良いとは限りません。塾選びにおいては、自分の成績や性格、目標に合った「自分にとってベストな塾」を選ぶ視点が何より大切です。